自分では気が付かない スメハラ 対策

 

スメル・ハラスメントを略して スメハラ

 

体から発するニオイは
ワキガなどの体臭や汗のニオイに口臭、香水や柔軟剤臭などあります。

厄介なのがニオイは自分では気が付かないことなんです。

 

調査では80%もの人が異性のニオイに不信感を持っています。
スメハラ対策、まずは自分の体から発するニオイを断ちましょう。


今 スメハラが密かに問題になっています!

何故、密かに問題なのか・・・。

 

セクシャル・ハラスメントのセクハラ、パワー・ハラスメントのパワハラなど、ハラスメントとは嫌がらせのことですがこれらは意図的に行われるものです。しかし、スメル・ハラスメントであるスメハラはそれらとは意識が異なります。

 

スメハラ問題は、毎年春先から顕著になります。

 

スメハラはスメル(ニオイ)のハラスメント(嫌がらせ)の略したことを言います。
簡単に言えば、身体から発する体臭や汗のニオイ、吐き出す口臭等によって周りの人に不快感を嫌な思いをさせることです。

 

どれぐらいの人が不快感を持っているのか、成人の男女に「職場での異性の体臭や汗、口臭などのニオイに不満を持ったことがありますか?」というアンケートを取ったところ
・「ある」と答えた人が44%
・「少しある」が34%
・「ない」という答えが22%
という結果が出されました。

 

アンケートの結果では、8割近くの人が異性のニオイに不快感を抱いているという結果になりました。

 

夏場、電車や会社の事務所内での汗の臭いはキツ過ぎて耐えられません!

 

ニオイの原因となっている汗は、体温調節の現象として汗腺が刺激され水分を主体とする溶解固形物が皮膚表面から分泌される液体のことを発汗といいます。人の身体の機能は使わないと低下するといわれています。寒い冬の時期は一般的に汗などかくことが少ない為、この汗腺機能は低下しています。そのため汗腺に水分が流れないため汗腺道に不純物が溜まっていることが多く、気候が暖かくなった春に一気に汗腺道が使われるようになるのです。しかしまだ、排出できていない汗腺もありそれが不快なニオイを長時間放ってしまう要因になっているのです。

 

さらに、体臭対策として制汗剤などの使用が不快の原因にもなっている場合もあります。
例えば、汗のニオイに混じって香水や柔軟剤のニオイは、とてつもなく鼻をツク強烈なニオイで目まいがするほどです。

 

ニオイが混ざると異臭になるから要注意です。

 

春を気持ちよく迎えるため、自分がスメハラ人間にならないためには、冬の期間も軽い運動などをして汗を流すことで発汗機能を動かし汗腺をキレイにしておく事も必要なことのようです。

スメハラ問題となるニオイの種類

スメル・ハラスメントのスメハラで問題となるニオイには、いろんな種類があります。

 

代表的なニオイは体臭や口臭ですが、近年では香水臭や柔軟剤臭なども問題になっているケースもあります。

 

〇 体臭
体臭は、約8割以上の方が他人の体臭を気にしています。
特に女性の約9割は、自分以外の人の体臭を気にする傾向があります。
体臭の中では、ワキガは独特のニオイで強烈です。
まさにハラスメントそのものです。

 

〇 口臭
口臭は、会話をして始めて気が付きます。
口臭がキツイ場合は、近くで息をしているだけでもクサい場合があります。
この口臭で一番厄介なことは、本人が全く気付いていないということです。
口臭のクサさは、人に言われて初めて気付く場合が多く余程、親しい相手でないかぎり面と向かっては言ってくれません。
一言で言うなら、口臭はタチが悪いです!

 

〇 香水臭
女性が付けている香水が、かなりキツイと悪臭になってしまいます。
夏場になると汗と香水が混ざり異臭となります。
男性も最近付けている人も多く中には、香水がきつい人もいます。
多分、自分では異常なニオイが分かっていないようです。
十分注意しましょう。

 

〇 柔軟剤臭
柔軟剤は柔らかくてほのかなにおいが心地よかった・・・。
ですが、最近、海外製品が出回るようになりニオイもどちらかというと強いニオイがします。合わない人には、悪臭となり体調を崩される人もおられるぐらいです。

 

 

スメハラ対策
スメル・ハラスメントであるスメハラは、自分では気が付かないなか周りに迷惑をかけているものです。スメハラを止めるにはまず自分自身から発するニオイを除去することをしなければなりません。自分から発するニオイ全てを断つのは難しいですが、ひとつづつ対策を行って改善していきましょう!