ワキガ臭の原因 ストレス

ストレスの影響で体内のホルモンバランスが崩れると、発汗作用が働きこれがニオイを助長させ結果的にワキガ臭を発生させます。

 

 

長年にわたり専業主婦だった女性が会社勤めを始めた途端に、ワキガ臭が強くなるという方もおられ、この場合は明らかに急激な環境の変化、職場での人間関係や仕事へのプレッシャーによるストレスが原因と思われます。

 

少しでも「自分は臭っているのでは?」「周りが不快に思っているのでは?」と気になると、それ自体も大きなストレスとなり、さらに発汗を促すこととなりますますワキガ臭を強くしています。明らかに悪循環に陥った感じです。
現社会では様々なストレスに晒されています。学校や会社、地域社会での人間関係はますます複雑になり、昨今の構造的な不況が追い打ちをかけ、今では老若男女を問わずストレスに無縁の人はいないほの状況となっています。

ストレスはニオイを助長する原因

ストレス状態が続いていくとやがてその影響が体調にあらわれることはよく知られています。
胃の痛みや食欲不振に過食、肌荒れや髪の傷みなどの美容面に影響することもあります。これは勿論、ニオイよも密接な関係にあります。人の体は強いストレスを感じると、体内のホルモンバランスを崩すこともあり、この影響で体臭をを発することがあります。

 

ワキガ臭の原因となる、アポクリン汗腺は特に性的興奮や緊張によって多くの汗を分泌することが分かっています。従って、ストレスで体内ホルモンのバランスが乱されると結果的に発汗が促されて、ニオイが強くなることもあるのです。

 

また、ストレスはエクリン汗腺からの汗も促します。結婚式でのスピーチや大きな会議での発表などでは、いちもより汗をかく時などがそうです。多汗症で述べたように、大量の汗はエクリン汗であっても、ニオイを助長する原因になり得ます。ワキガ・多汗症に対してではなくストレスは溜め込まず上手に発散する方法を見つけることが大事です。