自分に合う制汗剤の選び方、使い方を案内します!

発汗体質の人には夏は大敵です
夏は、じっとしているだけで汗が噴出す季節です。
シミも臭いも気になる汗はエチケットの大敵でもあります。
制汗剤(デオドラント)を塗りたくる人もいるほど。。
でも間違った使い方で、さらに臭いを悪化させていたとしたら・・・。

 

自分に合った制汗剤の選び方、使い方を案内します!

 

 

わきの臭いに悩む人への最終手段!!


臭いの強度は 耳あかでチェック!

臭いの強さ、耳垢(みみあか)で判断!
制汗剤はスプレータイプが中心だったが、ここ数年は直塗りタイプが人気。都内の販売店で最も人気の有るのが直塗りに特化したタイプで、実にこの4年で売上は1.5倍になりました。リップステイックのように本体を回せば、ニュキと中身が出て、それをワキに塗るタイプです。肌に直接塗る直塗りは長時間持続します。

 

直塗りといっても液体タイプもあり、他にスプレーやクリーム、ジェル、シートなど棚にはずらりと並び迷うほどの制汗剤が有ります。
どれが自分のピッタシの1本なのだろうか迷うほどです。

 

ワキガや体臭、多汗の専門医の先生が言うにはタイプは様々でも、制汗剤の役割は大きく二つ。
「制汗」と「抗菌」です。
体臭の強さに応じて、抗菌成分が自分に合った製品を選ぶのがポイントだそうです。

 

まずは体臭の強さの自己判低判定をします。
・綿棒で耳あかを取り、湿り具合で判断する。
・キャラメルが溶けたような耳あかなら、体臭が強い傾向と考えられる。
・湿った状態ならば軽〜中程度。
・乾燥していればワキガ体質といえる。

 

体質で使い分ける
・ワキガ体臭でない人
植物エキスを配合したシートタイプで拭くだけで臭いは十分抑えられる。
・軽〜中程度なら
フェノールなど穏やかな抗菌剤が配合されたスプレータイプやアルコールが含まれたシートで除菌してから、植物性の制汗スプレーで汗を抑えれば十分。
・強度の人は
殺菌作用の強い塩化ベンザルコニウムなどの入ったもので、直塗りを選ぶ。銀配合も殺菌効果が長く持続する。

 

注意したいのは
・軽度の体臭やワキガでない人が強い殺菌作用の製品を使うこと。通常は表皮ブドウ球菌という常在菌が別の強い菌の繁殖を防いでいるが、殺菌成分の強いものを使い滅菌状態が続くと、黄色ブドウ球菌など強い菌が繁殖する可能性がある。これでは逆効果、今まで以上に臭いが強くなってしまいます。

 

帰宅後に拭き取る
制汗スプレーを全身にするのはいけません。汗線をふさいで、体温調整にも影響します。ワキや足などの局所使用にとどめ、帰宅したら拭き取る。局所だけでも3日に1日は制汗剤を使わない「体制汗剤日」を設けるのも大切です。
気になる人は、肌でなく、衣類にスプレーする制汗剤を使いましょう。

 

汗を抑えるにもコツある
出た汗をすぐ拭いてしまう人がいるが、これはよくない。汗が気化しないうちに拭き取ると体温が下がらずまた汗が噴き出す。濡れたハンカチで拭くのがいいです。水分を控えるのも間違い。脱水症状の危険だけでなく、あせが臭くなることもある。疲労や緊張、ストレスも汗を臭くする原因。

 

よい汗をかくには、汗腺の機能を高めることがよいです。

 

例)汗腺を鍛える風呂場トレーニング
・高温手足浴
43〜44度の湯に、ひざ下とひじ先だけをつけ、10〜15分浸す。(高齢者や高血圧の人は避ける)
・微温浴
浴槽に湯と発汗を促す酢をコップ半分ほど足す。36度くらいの湯でゆっくりつかる。
・汗の乾燥
りんご酢やクエン酸入りのドリンクを取りながら汗を拭き取りリラックス。クーラーや扇風機は使わず団扇で。。

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