自分のかいた汗や体臭が気になる。
そんな時に頼りになるのが、制汗剤やデオドランド剤です。
生活シーンによって制汗剤やデオドランド剤を上手く使いこなすことでその効は十分に発揮できるというものです。
制汗剤やデオドランド剤のタイプ別の特徴やお勧めポイントを案内
制汗剤の働き 制汗剤のタイプ
制汗剤は、止汗剤やデオドランド剤と呼ばれています。
主な働きは、薬剤成分が汗腺の出口をふさいだり毛細血管を収縮させて汗を抑えたりします。
除菌成分を配合することで、ニオイの原因となる雑菌を除去し消臭させる効果があります。
ウォータータイプ |
特徴
お勧め方法 |
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パウダースプレータイプ |
特徴
お勧め方法 |
シートタイプ |
特徴
お勧め方法 |
ロールオンタイプ |
特徴
お勧め方法 |
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スティックタイプ |
特徴
お勧め方法 |
クリームタイプ |
特徴
お勧め方法 |
日常の生活シーンでの制汗剤やデオドランド剤の使用例
朝、寝起き汗のベタつきに対処したい
シャワー感覚のように使えるウォータータイプなら全身に使え時間短縮にもなりサッパリとした爽快感が気持ちいい。
スプレータイプなら逆さにしても使えるものなら手の届かない背中にもケアできる。
外出先で汗をかいてしまった時に対処したい
汗が落ち着くと分解されてニオイが出るからその前に、シートで拭き取るのがベストです。
肌をきれいにしたら、さらにスプレーやロールオンタイプでケアすることでベタつきもなく気持ちよくニオイ対策ができます。
長い時間、ニオイ対策を施したい
長時間勤務のときや休日のデートなど、長時間のニオイ対策を施したい場合などには、肌に直接密着するロールオンタイプやスティックタイプ、クリームタイプなどの直塗りタイプがいいでしょう。
ベタつきから解放されたい!サッパリさらさらにしたい
ワキのベタつきからサッパリさらさらにしたい時は、スプレータイプがいいでしょう。体全身をサッパリさせたいのならウォータータイプがおすすめです。
ワキ汗が気になる時
ワキ汗が気になる場合には、肌にしっかりと密着するロールオンがいいでしょう。また、汗ジミが目立ちやすいグレーや濃い色などのシフォン素材などの服を着る場合や人前で話するときなどにも皮膚にしっかりと密着するタイプがいいでしょう。
制汗剤を選ぶポイント
制汗剤の第一の目的は、汗の分泌量を抑えることです。
主な制汗成分は弱酸性のACH(クロルヒドロキアルミニウム)やミョウバンなどでこれらが汗腺の働きを抑えて汗を出にくくします。汗は菌のエサにもなり繁殖に具合のいい温かく湿った環境づくりにひと役買う。なので、まずはその汗をできるだけ抑えてしましょうということなのです。
さらに最近の制汗剤には、殺菌剤がされているものも多いです。皮膚上に存在する常在菌は、汗、皮脂、角質などをエサにして繁殖しますが、これらの殺菌剤は細菌がそれ以上繁殖しないように仮死状態にさせたり、もっと強力に働いて死滅させたりします。
菌が繁殖できなければ、ニオイの元の分解物も発生しないので、キツい体臭が発生するリスクは少なくなると言う訳です。さらに、運悪く発せしてしまった体臭を化学反応で中和したり、包み込んでマスクする消臭成分、酸化亜鉛や緑茶エッセンスなどが含まれていることもある。
制汗剤を選ぶポイントとして
汗を抑えたいのか、菌の繁殖を防ぎたいのか、さらには消臭効果も狙いたいのか。目的に応じてキッチリ制汗剤を選ぶことが大事です。
菌に強い殺菌成分表
皮脂中の菌に強い殺菌成分
BGA (βーグリチルレチン酸) |
甘草から作られる自然由来の殺菌成分 |
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IPMP (イソプロビルメチルフェノール) |
皮脂成分に強い殺菌成分 |
塩化ベンザルコニウム |
手や指を消毒する一般的な消毒剤 |
銀 |
イオン状態では微量で殺菌・抗菌効果を発揮 |
・制汗剤には当然、汗を抑える成分が含まれていますが、殺菌作用を期待したいなら上の成分が入っているアイテムを選びましょう。